平和島競艇場は江戸川競艇場、多摩川競艇場と並び東京都内にある3つの競艇場の一つとして有名です。マンガ「モンキーターン」の主人公波多野憲二が活躍したホームプールとして知っている方も多いのではないでしょうか。今回は平和島競艇場の特徴と水面特性さらにおすすめグルメもご紹介します。
平和島競艇場の特徴
平和島競艇場の特徴は大きく分けて3つ。
- ・インが弱い
- ・6コースが強い
- ・風の影響が大きい
2019年のデータによると平和島の1コースの1着率は45.3%と全国的に見てもかなり低い数字が出ています。インが弱いのは1マークの入り口の幅が狭い(37m)のでマイシロ(艇の旋回半径)が小さくなることが原因。
スタートを決めたセンターの艇がインの艇を豪快にまくっていく光景は平和島ではよくみられます。
さらに平和島ではバックストレート側での斜行に厳しいという事もありイン弱に拍車をかけています。斜行に厳しい影響で差した艇がインで伸びるという特徴もあるため6コースの1着率は2.6%と高くなっています。
マンガモンキーターンの波多野憲二のような6コースからの全艇をまくって1着をとるというシーンも見られるかもしれませんね。
そして平和島は運河の河口部分に位置している関係で風の影響も受けやすくスタートが難しいのでこの点を踏まえて予想をしましょう。
平和島競艇場の水面図
平和島競艇場の水面図は以下の通りです。
※引用:ボートレースオフィシャルサイト
第1Mの入り口は37mと戸田競艇場と並んで全国で最も狭くインが弱い理由の一つとなっています。それに対して第1Mの出口は96mとかなり広い幅がありますので全速ターンがしやすいのも特徴の一つです。
平和島は運河の河口にある影響で海水が入ってきます。つまり潮の満ち引きがあるという事なので満潮時には1マーク付近に「うねり」が発生することもあります。ターンの旋回スピードが遅くなったりまたは転覆の原因にもなりますので満潮時のレースには注意が必要なので覚えておきましょう。