汽水面は、海水面や淡水面よりも難しいとされています。
難しいと一言で言っても、何が難しいかといえば代表的には以下の2点です。
- 選手(乗り手)が乗りこなすのが難しい。
- 選手が乗りこなすのが難しいから、予想も必然的に難しくなる。
しかし!特徴さえ掴んでしまえば案外稼げるかも!?
そんな視点でのお話です!
どうぞ最後までご覧ください。
【競艇必勝予想攻略法】汽水面とは?
汽水の話をする上では大前提となるのが汽水の性質です。
汽水とは、シンプルにお伝えすると、海水と淡水が入り混じった水面のことを指します。
そして、汽水となる場所に多いのは、海と川の境目である河口付近!
まずはこのことを覚えておいて下さい!
【競艇必勝予想攻略法】汽水面が難しい理由
そんな汽水面が、選手を乗りにくくさせ、予想も難しくなる理由については、以下のことが主だった理由となります。塩分濃度が変わる
海水と淡水が入り交じった水面であるため、潮の流れ具合によって塩分濃度が変化します。 一般的には塩分濃度が高いと浮力が増す(海水浴で体が浮くのと同じ原理)ので、体重の重たい選手でも戦いやすくなります。 一方、塩分濃度が低くなると淡水の傾向になることから、水分は硬くなり舟がハネやすくなったり、また体重差の影響も強くなるとされます。 選手は水面の状況に合わせてペラやモーターの調整をしていますが、塩分濃度が変化したりすると調整が合わなくなる・・・なんてことも考えられるのです。風が強くて風向が変わることが多い
汽水となるのは海水と淡水が入り交じっている場所だとお話しました。そうした場所は海と川の境目(河口)であることが多く、河口は風の通り道であったり、とにかく海風に晒されやすい傾向にあります。 風は皆さんご存知の通りレースに影響しやすい因子の一つです。 仮に潮が河口から川下に向かって流れているとしましょう。 一方、風が川下から河口に向かって吹いているとしたら、潮と風が正面衝突しますよね。 こうなった場合、水面はとても波だつためとても乗りにくくなります。 こうした自然条件によって乗りにくくなっているのもまた、汽水面の特徴なのです。【競艇必勝予想攻略法】汽水面の競艇場一覧
それでは全国に24カ所存在する競艇場の中でも、汽水の競艇場はどこになるのか確認して参りましょう。
以下が汽水面の競艇場一覧です。
- 江戸川競艇
- 浜名湖競艇
- 蒲郡競艇
- 津競艇
- 福岡競艇
計5カ所もの競艇場が汽水ということになります。
しかし、次に述べます汽水面の特徴を最も良く表している競艇場は、上記の中でも1の江戸川競艇場、5の福岡競艇場です!
2の浜名湖競艇、3の蒲郡競艇、4の津競艇は汽水ではあるものの、江戸川、福岡競艇とは少し性質が変わってきます。
その理由を次に述べます。
浜名湖競艇
浜名湖競艇は汽水ではあるもののその特徴が弱く、むしろ乗りやすいと言う選手が多いと言われています。 それはなぜか。 答えは浜名湖競艇がおかれている位置が関係しています。 ご覧頂くと、浜名湖競艇は右下にみえる河口付近から離れたところに位置しており、風の影響や潮の流れが弱いため、汽水とは言っても比較的乗りやすい水面なのです。蒲郡競艇と津競艇
蒲郡競艇と津競艇が江戸川や福岡と比べて同じ汽水なのに比較的その影響が少ないとされている理由は、水面の作り方にあります。 以下は津競艇を上空から捉えた図です。 津競艇は浜名湖と違い、河口付近に位置しています。 しかし!ご覧頂くと、上空からはっきりとみてとれるほどに、外の海や川と隔たれています。 これはプール水面と呼ばれる作りで、外界と隔てているため、潮の流入が少ないのです。 そのため、汽水ではあっても塩分濃度が変わらず、またうねりなども発生しにくいので乗りやすさが違ってくるのです。江戸川競艇と福岡競艇
江戸川、福岡の両競艇場は、先のような浜名湖、蒲郡、津競艇のような作りとなっておらず、難水面として知られています。 ここで、福岡競艇のと周辺環境との位置関係をみてみましょう。 ご覧頂くと、海とダイレクトに面していることがわかります。 まさに河口付近に位置しており、風の影響や潮の流れを受けやすくなります。 一方、下方には川が流れており、川とも面しています。 つまり、海水と淡水が入り交じった生粋の汽水面といえるのです。 これら、潮の流れや風が汽水面を難しくする要因であることを覚えておきましょう。【競艇必勝予想攻略法】逆転の発想!?
これまで主に汽水の特徴について解説してきました。 ここからは完全にドルフィンの独自分析となります。 基本的に汽水面は難水面ですが、攻略法がないわけではありません。 むしろ、攻略できればその分予想がしやすくなる水面として考えることができます。 ではそんな汽水を攻略するにはどのようにしたら良いのでしょうか。選手のホーム水面に注目
競艇選手にはそれぞれ支部に付属していますよね。 つまり、選手それぞれにホーム水面が存在します。 当然、ホーム水面のところどころに存在する競艇場のクセを熟知することができます。 そのため競艇は水質に関係なく、基本的には地元選手が有利に戦える傾向にあります。一方、競艇の水質は大きく分けて、海水、淡水、汽水のいずれかに分かれます。
しかし、先の通り本当に汽水の傾向が強い競艇場は2箇所しかありません。
言い換えると、それ以外の22箇所の競艇場は難水面である汽水面の競艇場よりも静水面と言えます。
ではそれらの静水面の競艇場をホームとしている選手が突然汽水面の競艇場に参戦したらどうなるでしょう。また対峙する選手の中に、普段から汽水面で腕を鳴らしてきた選手がいたら、勝負はどうなるでしょうか。
明らかに汽水面が地元の選手の方に分がありますよね!
つまり、汽水面の攻略法の一つとして、汽水面では選手の地元に注目してみてください!
コメント